ノーベル平和賞を劉暁波氏に受賞させたことは、
ノーベル委員会の挑発だ。
なんてことをとあるおじ様が仰っておられましたが、
報道を見ている限り、強固な姿勢は崩れなそうですね。
とかく、日本人には危機意識がないなんてことを言われますが、
リアリティという言葉に置き換えると、私個人はより合点がいきます。
くさいものにフタをする文化だというのは、皆様ご存知の通りですが、
自分には関わりのない相手をまるで異世界の存在のように作り上げたのが、
日本メディアってやつなのでしょうか。
私たち一般庶民はたいてい芸能人を呼び捨てにします。
しかし、話しかけたり、知り合いになったり、
関係性が生まれると、君付けやさん付けになるものです。
私と同じ世界。みたいな。
映画『バックトゥーザーフューチャー2』だったかな。の過去の世界で、
ウエイターが「おれは大統領になる。」という台詞が、
アメリカを象徴していたような気がします。
もちろん過去の表現の一つとして配役につけているわけですが、
現実にホームレスからハリウッドスターなんて、
アメリカンドリームは我々の情報網としてはピックアップされやすいわけです。
しかしながら、まだまだ私たちの周りには、
アメリカンドリームを本気で語る人は、絶対数として少ないと思います。
芸能人は芸能界、政治家や官僚は政界、庶民は庶民。。。
なんて感覚で。同様にいわゆるエリートはエリートだと勘違いし、
色々最近問題を起こしているわけですが。。。
お金持ちだけが集う会員制のクラブってところで、
身包み剥いだトド達がエアロビクスをやっているのを見ると。
着飾ることもまた違う世界へのパスポートなのかな。
なんて劣等感と敬意が生まれます。
私たちは『当事者』です。芸能人も政治家も庶民もみんなトドです。
餌を探すトドになるのか、餌をくれというトドになるのか、
餌がないというだけのトドなのか、私が見ていて反吐を吐きたくなるのは、
何もしようとしないトドです。
なんて、汚いお話。失礼あそばせ。
中国が劉暁波氏を開放したとしたら、もう日本は潰れるしかないでしょう。
まぁ、良くも悪くもそんなことはないでしょうけどね。