となりのトトロ。いい映画ですね。
8月は『サマーウォーズ』どちらも田舎を題材にした
映画ですが、表面の描き方は、20年と言う時間で
びっくりするぐらい変わってますね。
確かに現代の田舎?は『サマーウォーズ』的ではありますが、
(陣内家は例外ですが。。。)
私の心に残っている『田舎』というものは、
やっぱり『トトロ』のような田舎です。
今では世界に誇る日本のアニメーション。
昨今は様々な国でもトライされているようですが
ノンフィクション的物語性は、
『となりのトトロ』を見ていて、
改めて、なんとなくではありますが、
日本でしか出来得ないというような感を受けました。
トトロというものは、ある種『ティンカーベル』の様な
ファンタジーではありますが、
初めてメイがトトロに会うまでのシーンを見ていると、
「トトロいるんじゃね。」っていうような、
気持ちを抱かせてくれます。
そこは、宮崎駿さんの才能というのが大半を占めるのでしょうが、
いわゆる『自然』という天然驚異との私たち日本人の係わり方、
また、私の場合『田舎もの』っていうのがあるような気がします。
8月放送の『サマーウォーズ』もとても良い映画ですが、
田舎というものに関しては、やっぱり『現代的』な感を受けます。
もしかすると、トトロの田舎に共鳴できるっていう人は、
年々少なくなっているんでしょうか。
トトロの田舎には、静けさと温かみと切なさがあるような気がします。
どれかが欠けるだけでも雰囲気は変わるものです。
まだ、日本には残っているのでしょうか?