「10年後世界一の企業に。」と、連日ニュース番組や、
特集番組が組まれ、日本代表グローバル企業として、
ワールドカップ以上に騒がれている感がありますね。
先日、そんなユニクロの特集番組がやっていて、
その中で日本IDとして、接客サービスおもてなしを、
外国の人に教えていかにゃならん。
と、企業方針としての人材育成の方法が取り上げられていました。
店長職となる方々を日本で研修させ、
日本で培ったサービスを輸出する。
最近よく叫ばれていることではありますが、
日本の教育の販売ってやつですね。
その教育もなかなか難しいと言うことで、
上海のとある店舗が映っておりました。
そこでは、商品管理が徹底されていなく、
季節はずれの商品が並び、在庫が切れ、
「これじゃお客様が買えないじゃないか!」と担当者の方が仰っておられました。
まさしくその通りですね。
常に在庫が切れることなく、
いつ来ても買うことが出来る。
という魅力。
確かに、いつ来ても商品が揃っている。
不自由を感じることなく欲しい商品がある。
一切の不快感も感じることなく。。。
もちろん企業としてそれは、当然のことだと思いますし、
素晴らしいことだとも思います。
しかしながら、私は人間の感覚として、
そこに違和感を覚えます。
世界的グローバル企業として、
我国の代表として憧れを受けていくであろう企業。
その普遍性が、全国民に浸透したときに、
その『当然』ということは、
どのように次世代を生きる若者たちに影響を与えるのでしょうか?
続く。